債務整理で借金はどのくらい減るか

債務整理をすれば、今よりも借金が減ることは間違いありません。どのような方法を選ぶかにより減額効果は変わってきますが、弁護士費用以上のメリットが得られます。弁護士との相談では、費用は借金の減額分を超えないように調整されます。借金を20万円減額して、弁護士に30万円支払っては意味がありません。

そのために、相談者と弁護士が相談をして、適切な方法を決めていくのです。自己破産をすれば借金総額は0円になります。債務整理の中で最も減額効果の高い方法であり、たとえ1億円の借金があっても0になるのです。住居や価値のある資産などは手放す必要がありますが、借金はすべてなくなります。

個人再生は借金を80%ほど減額できる方法であり、最近は自己破産をせずに個人再生を選ばれる方が多いです。500万円の借金なら100万円程度まで圧縮されるわけです。自己破産と比較したメリットは、住居を手放さずに済むことです。ただし、80%減額後の借金は3~5年で完済するのが原則となります。

任意整理は借入額ではなく利息を0にする債務整理です。キャッシングなどの高金利ローンで高額融資を受けると、借りた金額よりも総支払い利息のほうが大きくなることが多いのです。利息が0になるだけで返済は非常に楽になります。任意整理のメリットは、弁護士費用が非常に安く、債務整理をしたい金融機関を選択できることにあります。

例えば、再来月には完済予定のローンだけ除いて、その他ローンを整理することが可能なのです。

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